ホテルのバイキングでカニの食べ放題を堪能!果たして何キロ太ったのか・・・。

美味しいものは高カロリー。ではご馳走の王様、カニはどうなのでしょう? 

魚介類だから体に良いとか、タンパク質が豊富などというイメージがありますが、実際のところを知りたいですよね。一般に高いと言われるコレステロールも気になるところ。

正しい栄養成分の数値を知って、毛ガニ、ズワイ、タラバの三大ガニの体への効能・効果を把握しておきましょう!

カニは種類によって栄養素が変わる?

毛蟹、タラバガニ、ズワイガニ等、美味しい蟹が勢ぞろい!

甘みがあったり、淡泊だったりと微妙に味わいの異なるそれぞれのカニ。では栄養素がどのくらい違うのか、文科省の食品成分データベースから比較してみましょう。

毛ガニ(ゆで100g)の栄養成分とカロリー

  • エネルギー 83kcal
  • タンパク質 18.4g
  • 脂質 0.5g
  • 炭水化物 0.2g
  • カリウム 280mg
  • カルシウム 66mg

ズワイガニ(ゆで100g)の栄養成分とカロリー

  • エネルギー 69kcal
  • タンパク質 15.0g
  • 脂質 0.6g
  • 炭水化物 0.1g
  • カリウム 240mg
  • カルシウム 120mg

タラバガニ(ゆで100g)の栄養成分とカロリー

  • エネルギー 80kcal
  • タンパク質 17.5g
  • 脂質 0.5g
  • 炭水化物 0.3g
  • カリウム 230mg
  • カルシウム 48mg

ズワイガニが若干低カロリーというぐらいで、エネルギー的には大差はありません。

カルシウムはズワイガニが高めです。タンパク質は約15~18gですが、これは魚介類のタンパク質ランキングでは100位に入っていないので一見高くないように思えます。

しかし、100gあたりで比較すると、

  • 焼きサバは370kcalでタンパク質が21.8g、脂質が29.3g

  • 焼きサンマは270kcalでタンパク質が23.9g、脂質が17.9g

つまりカニは低カロリー・低脂質なのに高タンパクであることがわかります。

カニの健康効果や美容効果は?

カニは体にいいの?

さらに、カニはカルシウム、銅、亜鉛、マンガンといったミネラルが他の魚介より豊富に含まれています。

ミネラルは人間の体内では作ることができない成分。不足すると体力の低下、免疫の低下、骨粗しょう症、貧血などの症状を引き起こします。

他にもミネラルが豊富な食物はありますが、低カロリー・低脂質という点でカニはやはりヘルシーな食べ物だと言えるでしょう。

またカニにはタウリンというアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
タウリンは血圧を正常に保ち、血糖値の上昇抑制、貧血の予防、ホルモン分泌の促進、コレステロールの上昇防止、肝臓の強化、疲労回復、視力の向上……と実にたくさんの作用があります。

よく栄養剤で「タウリン○○mg配合」と謳っている通り、パワーチャージにも効果的なのです。

アンチエイジング効果も

加えてカニはビタミンE、B1、B2、ナイアシンなどのビタミンB群も豊富。

特にビタミンB2は、食事などで摂取した糖質や脂質、たんぱく質をエネルギーに変える手助けをしてくれます。また皮膚や粘膜、毛髪などの再生にも効果もたらすと言われます。

つまり、脂肪燃焼や美肌に働きかけ、アンチエイジング効果が期待できる女性に嬉しい食べ物ということです。

コレステロールは?

ただ、心配なのがコレステロール。
コレステロールは、毛ガニ53 mg、ズワイガニ63mg、タラバガニ80mg。

高コレステロールで有名な卵は生の全卵100gで420mg。魚介類ではスルメが980mgと圧倒的に高数値。

比較すると、カニのコレステロールはあまり高いとは言えません。

「カニ味噌」はどうなの?

ただし、カニ味噌となると話が違います。

実はカニ味噌はカニの脳みそではなく、カニの内臓の「中腸線」という部分で、肝臓とすい臓の機能を持つことから肝すい臓とも呼ばれている器官です。

つまりフォアグラやあん肝のようなものですね。

カニ味噌100gのカロリーは183kcal、コレステロールは460mgとされます。
脂質も17g程度と高脂質です。

「うわ、体に悪い!」と思いがちですが、カニ味噌100gとは相当な量。

カニの大きさにもよりますがカニ一杯から取れる味噌は10~30gぐらいなので、カニを何杯も食べなければさほど気にする必要はなさそうです。

カニの甲羅は……

カニには「キチン・キトサン」が豊富に含まれ、サプリメントの原料となる……ということはご存じの方も多いと思います。これはカニの甲羅に含まれており、さらに、茹でると赤く発色する成分「アスタキサンチン」も甲羅に含まれる成分です。

アスタキサンチンにはビタミンEの数百倍もの強い抗酸化作用があり、老化予防や血中コレステロールの酸化を抑える効果が。

そしてキチン・キトサンは腸内のコレステロールや脂肪、毒素を吸着し、体の外へ排出するなどという働きがあるとされます。

ただし! カニの甲羅は硬くて食べられませんよね。
成分は確かに含んでいても、体内に摂り入れることは一般的に不可能なのです。

だからカニ由来によるキチン・キトサンのサプリメントが売られているわけですね。

ただ、殻ごと食べられる「ソフトシェルクラブ」(脱皮した直後のワタリガニ)の唐揚げや、アカイシガニを加工した珍味で「玉子ガニ」などと呼ばれているものなどであれば、甲羅に含まれるキチン・キトサンやアスタキサンチンの恩恵を受けられると言えます。

また、毛ガニやズワイガニでも、甲羅酒や甲羅グラタンといったアレンジで甲羅のエキスを味わってみれば、その栄養分をわずかながらでも摂取することはできそうです。

まとめ

ご飯1膳(140g)は約200kcal、豚ロース肉100gは約260kal、ショートケーキは1カット約300kcal。カニは食べた後の満足感が高いのに低カロリーで、ケーキやお肉などみんなが好きな食べ物の中でヘルシーなことが分かります。

これでお値段も低価格だと嬉しいのですが、やはりその美味しさはどんな食べ物にも勝るので、そうはいきませんね。少しでもお得に、最高に満足できるカニを通販で見つけましょう!