アラスカ 沖にあるベーリング海でのカニ漁の様子

タラバガニを通販で購入する際、産地を気にする人は多いと思います。やはり国産が一番という人も多いのですが、タラバガニに関してはアラスカ産も非常に人気が高いです。

アラスカ産タラバガニにはどのような特徴があるのでしょうか。

アラスカ産のタラバガニは通販で買える?

タラバガニは非常に大きくて豪華に見える上に、味も良いため、年末年始など家族や親せきが集まる食卓や、お歳暮などで人に贈り物をする際にも非常に喜ばれる人気の高いカニです。

一般的に、日本人の心情としては特に食べ物に関しては国産と聞くと何となく高級感と安心感もあり、輸入品より有難がられる傾向がありますが、タラバガニに関しては少々事情が異なります。

タラバガニは北緯50度以上、北海道よりも北の海域に生息しており、水温が低ければ低いほど、大きく、身が引き締まり、美味しくなるとされています。

つまり、国産なら北海道が一番いいのですが、北海道よりも、ロシアやアラスカで捕獲されるタラバガニの方が大きく、身も引き締まっている為、人気も高くなる傾向があるのです。

また国内では漁獲制限の影響で捕獲量が少なくなったこともあり、通販ではロシア産やアラスカ産、ノルウェー産など海外のタラバガニが売られています。

ただし、ロシア産のタラバガニも日本同様密漁を防ぐ意味で漁獲量制限が行われたため、数が減り、価格高騰となっています。

そこでアラスカ産が人気となっています。そのためわざわざアラスカまで職員を派遣して、アラスカでカニを買い付けして販売している業者もいます。

アラスカ産タラバガニの特徴

アラスカ産のタラバガニはベーリング海の餌状態が良好なのに加え、州政府による捕獲規制(一定サイズ以下の小さなカニを捕獲してはならない等)によって保護されている為、とても大きく成長しています。

また、カニ漁は10月~11月(カニがもっともおいしい時期)にかけての3週間に規制されている為、よりよい品質、サイズのタラバガニだけが捕獲されて出回ってくるという事情があるのです。

成長しやすい環境と、捕獲期間が限定されているアラスカ産のタラバガニは大きく、身が引き締まり、甘みも凝縮されます。

アラスカ産タラバガニにこだわる業者もあるため、アラスカ産のタラバガニを食べたい場合にはそのような業者から買うことをおすすめします。

尚、アラスカは日本との距離があるため、現地で加工冷凍してから輸入されるか、生きたまま運んで日本で加工するかのどちらかで、後者はどうしても加工前の鮮度が問題になります。

アラスカ産タラバガニを選ぶ時は、輸送状況やどこで、どのように加工しているのかを確認してから購入するといいでしょう。

 

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