
以前から気になっていたカニ通販サイト「かにまみれ」。完全一本もの最高品質フルシェイプのタラバガニ脚とはどんなものなのか?一度味わってみたいと思っていました。
「完全一本ものフルシェイプ」とは、重量の軽い小さな脚を加えた(足し脚)寄せ集め商品ではなく、5本の脚がついたカニの片方の肩がそのまま完全に一肩分ある状態のこと。
よくタラバの足2肩~4肩で1kgといった表示を目にしますが、このように何肩かを合わせた商品の場合、爪先などの食べられない部分が多く、1kgといっても・・・
重量表示に比して可食部分はかなり少ないのです。
それに、250g×4肩ではタラバガニの醍醐味である太い足の食べ応えも期待できません。
かにまみれではそのようなことはなく、完全に1肩分●●gが届くのです。
さらに、
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氷(乾燥を防ぐためのグレース)の重量は表示に含まない
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茹でた後(茹でると重さが2~3割程減ります)の重さを表示
といった正直販売がモットーだそう。
つまり、かにまみれで販売されている足し脚無しのフルシェイプは脚も太く、食べれる中身が多くて、とてもお得だということです。
また、かにまみれは、激安の訳ありカニを売りにした通販サイトも多い中で、お客の本当の満足を追求し、「訳なしカニの販売にこだわり」をもっているとのこと。
高品質を約束して販売しているところにも魅力を感じました。
なんだか、安心できそう!
最近、ハズレも多かったカニ通販・・・。
ハズレの可能性が低そうな「かにまみれ」の販売姿勢と最高品質フルシェイプの売り文句に惹かれ注文してみることにしました。
かにまみれのタラバガニ無添加ボイル脚を注文!

正式な商品名は「タラバガニ無添加ボイル脚(一肩800g)です。
さて、注文の段階で選べるのし、メッセージカードの種類の豊富さにはちょっとびっくり。
定番のお歳暮、お中元、誕生日や長寿祝をはじめ、金婚式や新築祝い、感謝や昇進祝い、バレンタインなど、ありとあらゆるお祝い事に対応しています。
様々なシーンでカニって喜ばれるんだろうなと思いますね。
それと送料は1ヶ所への配送につき1200円税込がかかります。送料無料、送料込みにしていないのは、1回の配送で送料を1回分だけとるのがモットーだからだそう。
他店舗でよく見かける送料無料商品は、送料が商品代金に上乗せされていることが殆ど。
例えば3個買うと3回送料払ってることになってるという仕組み。
でも、かにまみれなら3個買っても(届け先が1ヶ所なら)送料は1回分、しかも商品代金は他店舗より安いからお得ということ。確かに良心的な価格設定だと思う。
それに北海道から東京へヤマトのクール便で送って送料1200円というのは決して高くないと思うし(クール料金って送料とは別に200円以上かかりますから)。
色々と良心的で、商品にも期待が持てそうです。
大きなタラバガニ一肩が到着!

到着しました。早速開けてみたら、カニまみれのホームページで見た通りの立派なタラバガニの一肩分フルシェイプ!期待が高まります!

同封のパンフレットには、解凍方法やさばき方が写真付でわかりやすく書かれてます。
これを参考に解凍してみようと思います。

ロシア産なんですね。
たった5分で食べられる!驚きの解凍方法とは?
早速、明日食べようと冷蔵庫で自然解凍しようとしていたのですが、冊子に記載されている簡単解凍方法を目にして驚きました!
そこには鍋で解凍する方法が案内されていました。しかもたった5分程度で、すぐに食べられるという解凍方法です。(通常、冷凍のカニは冷蔵庫で18時間~24時間かけて解凍というのが当たり前と信じていたのです・・・)

鍋を使った具体的な解凍方法は、


あまりに斬新な解凍方法に、思わずかにまみれのフリーダイヤルに確認の為の電話をしてしまいました・・・。
すると担当者の「何度もその解凍方法で食べているので大丈夫です。浜茹で後のように暖かい状態で食べられますよ」という回答に納得?することに。
とはいえ半信半疑な気持ちと冷蔵庫解凍との味の差を確認するため、とりあえず半分だけ解凍することにしました。(残り半分はいつもの通り冷蔵庫で時間をかけて解凍)

まずは流水をかけ乾燥防止為の表面のグリースを洗い流しながら、凍った脚を曲げて鍋に入れるため少し流水解凍する必要があります。

カニ足を曲げたら何とか我が家の鍋に収まりました。
ちなみにカニを鍋に入れるのは沸騰後、火を消してから。
火を止めずに茹で上げると風味を損ないますので要注意です。
驚く程のスピードで解凍が終了。
これで味に問題が無ければかなり画期的な解凍方法といえるでしょう。


まずは捌いて足や爪の身を取り出し、そのまま何もつけずにいただきました。
タラバガニの太い足を口にした時のプリッとした食感とボリューム感に思わず笑顔に!
不安だった解凍方法も問題なく、これからすぐ食べたいときには、このやり方にします。
テンションが上がり、そのほか、色々なたれを用意し試してみました。
最初は、こってり好きの夫のお気に入りの溶かしバターで。
カニの風味にバターのみ、というのは、よほどのバター好き出ない限りピンと来ない微妙な味わいだと思いました。好き好きですかね。
ところがバター&しょうゆソースにしたらすごく美味しい。
やっぱりバター&しょう油というわかりやすい鉄板の美味しさが、淡泊ながらもカニらしい味わいを引き立ててくれるんですね。
レモンバターは微妙というか、カニには合わないかな~レモンの酸味とバターのオイル感がいい方向に働かない感じ。
カニには土佐酢が合うというレビューをあちこちで見たことがあったので、よく使っている「京都のお酢屋のお酢レシピ」を参考に作ってみました。
お酢を使ったレシピだけで構成されている珍しい料理本で、土佐酢や二杯酢といった基本的なお酢の使い方もとても親切に掲載されてい便利なんです。酸味がまろやかで出汁のコクがいきている美味しい土佐酢ができました。
ただ、手作りの土佐酢は決して悪くはないけれど、酢の酸味がカニの風味より目立ってる味わいで、わざわざつけなくてもいいかな。
(あくまでも個人的な感想です)でもこれも好き好き。
私と娘のイチ押しは「バター&しょうゆ」ですね。
そして、やはりボイルタラバガニはそのまま食べるのが一番美味しい食べ方かもしれません。味の好みは人それぞれですので、色々試してみるといいと思います。
さて、前述した通り一肩の半分は新聞紙+ビニール袋に包み冷蔵庫の中で自然解凍しました。(お鍋解凍への心配から保険をかけて)
こちらはまず、そのまま食べてお鍋解凍との違いを確認することに。

う~ん、美味~!お鍋解凍のと違いはあまり感じませんでした・・・。
通販したカニを直ぐに食べたい方には 画期的な方法といえるかもしれません。
そして、残りのカニ足はホットプレートでバター焼きにすることに。

ボイルしてあるから、あまり焼き過ぎると固くなるので、バターを溶かしながらさっと焼きました。両面合わせて1分から2分程度。バターが少し焦げる程度かな。
これはイケる!溶かしバターをつけて食べるのより断然美味い!バターの焦げた風味と、あったかくなったカニの味わいが合いますね。なんて贅沢な鉄板焼きだろうか。
この食べ方もオススメですね~これ、活〆タラバガニでやったらどれくらい美味しいのかな。
次回は同じタラバガニでも活け〆を頼んでみたいと思います。
焼いたらボイルより美味しいのかな?楽しみです。
何はともあれ、うたい文句通りの美味しさとボリュームの最高品質フルシェイプを満喫!
今回のかにまみれで通販したボイルタラバガニは大満足という結果となりました。