カニの値上がりを表すグラフ

ここ数年、海産物の高騰が話題になっていますが、カニが高いという話もよく聞きますね。

「ロシアから輸入ものが入ってこない」「全世界で食べられるようになった」など、要因についていろいろ書かれていますが、実際、どのくらい値段が上がっていて、今後どうなるのでしょうか。

また価格が高騰していても安く買う方法はあるのでしょうか。

気になる価格やお得な買い方について、水産関係者や通販会社に聞いてみました!

カニの値段が年々上がり続けているって本当?

「この4年間、タラバもズワイも値段が上がる一方です」と話すのは、水産会社のカニ輸入担当者。日本の主たる輸入国であるロシアからの輸入が減り続け、2016年が落ち込みの底と思われたものの、さらにそれから半年のあいだでさらに減少したそうです。

その理由は、天候不良でカニが獲れないことよりも、ロシアが密漁や不正輸出を厳しく取り締まるようになったこと。

反して食べる側の需要は拡大し、中国や韓国もロシアから輸入するようになり、まさに少ないパイの奪い合い状態に。また米国・アラスカ産も漁獲量を減らし、2016年は日本への輸出を前年より4割も削減。

これによってタラバもズワイも価格が昨年の1.5倍に! 流通量の減少も価格の高騰を後押しし、築地市場ではタラバガニの肩が2015年に1kg1万円だったのが2016年は2万円と、前年の倍にまでなる商品もありました。

ズワイガニは回復の見込みあり?

本ズワイガニに至っては、水産会社のマーケット担当者がこの20年で経験したことがないほどの輸入の落ち込みだそうです。米国・アラスカ産も輸入は前年の6割ほどしかなく、相場は上がる一方。

ですが水産会社によると、ズワイの世界最大漁場となる東カナダで4月に漁解禁となるため、今年(2017年)後半は少し価格が落ち着くのではとの見込み。

また韓国の釜山付近でもズワイガニは獲れ(これが日本で揚がれば松葉ガニや越前ガニになる)、2017年の価格は少しは下がるのでは…と期待されています。ですがタラバ同様、まだ前年の1.5倍ほどの高価格帯を推移しています。

〝新鮮礼賛〟 活ガニ需要増加も高値の要因に

輸入量が減った、需要が増えた、といったことばかりが原因ではありません。「食べる側の求めるもの」が変わってきたのも価格変動の要因の一つです。

というのも、これまで冷凍で取り引きされてきたカニが、「活」のほうが好まれるようになったためです。

「産地から生きたまま輸入し、日本で加工」「産地から生きたまま輸入したカニを店でさばきます」など、魅力的な売り文句ですよね。通販でも店でも、新鮮であればあるほど美味しいとされ、価値が高くなる傾向が強まっています。

そうなると本来冷凍で比較的安価に輸入されるはずだったカニが値段の高い「活」に回され、冷凍カニがますます市場に出なくなってしまうのです。

毛ガニは国内で獲れるから高騰しないのでは?

輸入がダメなら国内産はどうなの?と思われる方も多いと思います。

実は忘れてはいけないのは、タラバやズワイの高騰の裏には「原料の値上がり」という理由もあることです。

原料とは、漁に出る船の原油はもちろん、輸送費なども含みます。原油が値上がりしているのは世界も日本も一緒。

つまり国内の漁にも深く関わってくるのです。よって、北海道産の毛ガニもタラバ、ズワイ同等に高騰しています。また国内産はまさに台風など天候不良で漁獲量も減っています。

なんと、カニはこれから高値のピークがくる

恐ろしいことに、水産会社によると「一番値上がりするのは今年(2017年)末からではないか」とのこと。

なぜなら昨年までは、前年に獲ったカニのストックがある程度冷凍されているのでさほど急激な値上がりは見られなかったとのこと。

その冷凍ガニの在庫がなくなってしまう頃、つまり2017年の末あたりからが2倍、3倍と顕著な値上がりが予想されるのです。

でも「訳あり」のカニは安いはず……と思いますが、真っ先に売れるのは「訳あり」からなので、早めに目星をつけておかないと、年末に高騰したカニを買うことになってしまいます。

最近話題の「南タラバ」とは?

そこで、水産会社や通販会社が今オススメしているのが「南タラバガニ」。

ちょっと聞くと、ランクの低いカニなのでは?と勘違いされがちですが、関係者は「タラバガニの種類の一つで、味も見た目も普通のタラバと全く変わりません」とのこと。

南極に近い海で獲れ、北極圏のタラバ同様に、豊富なプランクトンを食べて栄養も充分摂って育っています。やや小ぶりで、殻はほんの少し白っぽいのが特徴。水分が少なくブリッと弾力がある肉質なので、食べ応えも満点です。

なんと南タラバは普通のタラバガニの半値ほどの価格という店もあるそう。

これまであまり流通していませんでしたが、各社がこの南タラバに目を付け始め、最近扱う通販ショップも増えました。

それでもカニを安く買える方法ってあるの?

今後のカニの輸入量減少は避けようがなく、価格高騰も諦めるしかないのでしょうか。でも、そんな中でも安く買う方法を知りたいですよね。

上記の南タラバやアブラガニなど安い種類を狙うのもいいですが、本タラバやズワイ、毛ガニを通販で安く買う場合はどうしたらよいのでしょうか。

どのサイトも「原料高騰により価格を上げました」という触れ書きはありますが、中にはまだ安い店もあります。

そこで、ポイントとしては「自社で船をもっている」「大量仕入れが可能でストックが多い」「自社で仕入れから販売まで一貫しているのでコストが安い」という店が比較的値上げ率は少ないようです。

とは言え、すぐに在庫もなくなってしまうので、年末年始のカニを早めに予約できる店を探し、確保(予約のみ)してしまうのも手ではないでしょうか。

まとめ

価格が高騰しているとはいえ、カニは年末年始のおめでたい時に食べるものなのでやはりお金は惜しみたくない……という人も多いのでは。

ただ関係者に話を聞いていると、刻一刻とカニが高騰していくような状況にも思えます。通販で安く販売しているのは、1年半~2年以上前など、長期間冷凍されていたカニという場合も多いようです。

いいものを安く、賢く買うには、こまめに通販サイトをチェックして「買いどき」を掴むのが良さそうですね。

様々な人気のカニ通販サイトからタラバガニを実際に取り寄せて味やコスパなどを比較しました!

カニ好きの管理人が実際に購入し、食べて満足!コスパに納得した!おすすめのタラバガニ通販サイトをピックアップしてご紹介します。

失敗のないカニ通販サイトをピックアップしました!
失敗のない!おすすめのタラバガニ通販サイトランキング特集ページ